賃貸記事

Mr.リビンマッチが解説する「空室が出ないようにするためには?」

「Mr.リビンマッチ(旧スマイスター)が解説するリビンマッチ(旧スマイスター)・賃貸管理」今回は「空室が出ないようにするために」です。

賃貸経営をしていく上での重要な問題として、空室をいかにつくらないかということがひとつ挙げられます。また、不動産のポータルサイトである「リビンマッチ(旧スマイスター)」を見ていても気になる問題でしたので取り上げてみました。

空室をつくらないようにするために

賃貸経営を始める際には、将来的になるべく空室がでないように多大な努力をされたかと思いますが、余程の立地でもない限りは空室が出てしまうこともあるかと思います。

しかし空室をつくっている要素のうち、貸主側で改善できる点がもしあるようでしたらそこを改善しない手はありません。
立地などの条件は、もうすでに建物がありますので変えることはできませんが、部屋に関してはちょっとしたことを改善するだけで選ばれることもあるかもしれません。

ここで考慮する一番の基準となるのは、やはり入居希望者のニーズかと思われます。
入居希望者はなるべく自分の要望をかなえようとしますので、そのニーズをとらえた部屋でなければ選ばれることはありません。
今回は入居希望者が内見の際に重要視しているチェックポイントを理解し、それを踏まえて選ばれやすい部屋に工夫することで、少しでも空室が減るように出来ればと思います。

入居希望者にとって、物件情報を見ただけでは分からない部屋の特徴を見極めるのが内見の目的となります。
入居希望者はその場で多くの点を確認しますので、内見時にチェックされるそのポイントについて触れていきたいと思います。

まず最初に挙げるのは部屋の防音性についてです。
内見のときに初めて確認できるのが周囲の環境音と壁の防音になります。

内見時に、部屋の周囲が騒がしい場合には特に気にされてしまうポイントかと思います。
壁の防音性は、鉄骨造や木造建築の場合は壁の構造上ある程度仕方がないところもあるかと思います。

また、たとえ鉄筋コンクリート造(RC)でも、必ずしも防音性が高いとはいえないこともありますので要注意です。
防音設備があまり整っていない部屋の場合には、思い切って防音リフォームをすることも部屋の印象を高める有効な手段になると思います。

部屋の湿気対策も重要になります。
通常、壁紙が浮いてしまっているかどうかは当然チェックの対象となります。

意外なポイントとしては、湿気の原因となる結露が出ているということを、サッシ周りの木材を見ることで確認されることもあるので要注意です。ここのサッシ周辺の木材が変色していたり、不自然に上から塗り直されている場合には「結露の恐れあり」と見なされてしまう可能性があります。

湿気の対策としては、部屋の気密性を上げたうえで計画換気システムを取り入れるなどしてしっかりと対応できていることをアピールできれば逆に強いセールスポイントになるかと思います。

水回りに関してはよくシャワーの水圧をチェックするように言われていますが、他のポイントとしてはトイレの水のたまり方も見られるようです。

たまり水の水位が上がりすぎていたり、逆に下がりすぎだったりすると敬遠されるポイントになってしまいます。
そして、中にはトイレタンクの蓋を開けて中をチェックする方もいらっしゃるようですので、トイレの設備に関しては細心の注意を払う必要があるようです。

また間取りの確認のため、メジャーで各部屋の寸法を測られることもあるかと思いますが、この時に重要視されるのが玄関ドアおよび一番細い通路の幅です。

通路の幅は変えられませんが、玄関ドアの場合にはドアの開く角度が90度しか開かなかったりドアノブが外せなかったりすると、家具を搬入する際のデメリットになることがあります。

幅を計測したときにはギリギリ入ると思われた家具も、玄関のドアノブのせいで入らないなんて事例もあるようで、玄関ドアの仕様に関してはなるべく制限の少ないものにしておいたほうが無難なようです。

地味なところでいいますと、コンセントの位置もチェックされます。
コンセントが適切な数と場所にあるというのは大前提ですが、不自然に床から高い位置にあると不便となります。
実際に高い位置のコンセントにケーブルを差すと目立ちますし、邪魔に感じて目隠しのための家具を置いてしまえばコンセント自体が使いづらくなってしまいます。

そして重要なのが、エアコンが新しいものかどうかでしょう。
エアコンが古ければ電気消費量は跳ね上がりますので入居者にとっては大きな負担となります。
内見時にエアコンの型番をチェックされる方もいらっしゃるようですので、極端に古いものであれば新しいものに変えたほうがいいでしょう。

建物の構造や周囲との位置関係によって、携帯電話の電波状況に影響が出ないかどうかも重要なポイントと言えます。
部屋のあらゆる場所で電波の状況を確認されることを想定して、電波の入りが悪ければホームアンテナの設置を行うなどの対応をしましょう。

住民のトラブルを感じさせてしまう雰囲気にも注意しましょう。
エントランスやゴミ集積所を清潔にしておくのはもちろんのこと、注意書きなどの張り紙からもトラブルを予感させてしまうものです。
注意書きの内容があまりにも具体的だと、実際にその場所で起こっている問題に対するものと解釈できますので、少しでも入居希望者が不安を感じるような張り紙には注意すべきです。

この他にもたくさんあると思いますが、入居希望者の要望を取り入れることというのは共通して言える大切なことだと思います。
ネットの発達した現在ではこういった内見の際の見るべきところというものがコツとして共有されています。
ですからそこを逆手にとってニーズを満たす部屋に近づけることができれば、選ばれる部屋になる可能性は高くなり、空室のリスクを減らすことにつながると思います。

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