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「リビンマッチ・賃貸管理」今回は「サブリースと一括借上げ」です。

賃貸経営を行うオーナーさま必見も豆知識。今回はサブリースと一括借上げの違いについてお届けしています。土地活用を考え、リビンマッチで資料請求を行った方の中でも資料の中に、「サブリース」や「一括借上げ」という言葉をご覧いただいたことのある方もいるかもしれません。また、広告などではしばしば同様の文脈の中で2つの言葉が使われていることも多く、「サブリース」、「一括借上げ」2つの違いがよくわからないというオーナーさんもいらっしゃるかもしれません。ところがこの2つの言葉には明確に大きな違いがあるのです。今回リビンマッチ好きの管理人が「サブリース」と「一括借上げ」それぞれの意味と違いについて解説いたします。

みなさんは、賃貸経営における一括借り上げとサブリースの違いをご存じですか?不動産関係の広告を見るとしばしば似たような文脈でふたつの言葉が登場するので、同じものだと思っている方もいるかもしれませんが、両者には厳密な違いがあります。そこで、サブリースと一括借り上げのそれぞれの意味と賃貸経営においてそれらがどのような役割をはたしているかについてご説明します。

リビンマッチ好きの管理人が解説

サブリースと一括借り上げ

サブリース

サブリースは、日本語でいうと「又貸し」や「転貸」という意味であり、文字の通り管理会社がオーナーに代わって、物件を入居者へ貸し出すことをいいます。

一括借上げ

一括借上げとは言葉の通り、管理会社が賃貸物件をまとめて借上ることをいいます。

一括借上げを行う管理会社はサブリースを行うことができません。2つはセットでセットとなっています。一括借上げを「マスターリース」とよぶこともあり、マスターリースは「一括借上げ」と同義になります。

サブリース契約を行うということは管理会社に一旦物件を貸し出すことになります。つまりオーナーとして管理業務を行う必要がなくなることになります。つまり、家主は物件の管理を行うことなく、管理会社から借上げの賃料のみを受け取る形となります。サブリースや一括借上げは面倒な業務なしに簡単に賃貸経営ができる手段として最適なような印象があります。

しかし、一括といってもマンションやアパートまるまる一棟借り上げてくれないケースもあります。空室のみ業者が借上る契約となっていることや、入居者のいない間の賃料が異なる場合、賃料の見直しがあるなど個別の条項をよく確認する必要があります。一般的なサブリース契約では、満室の時のおおよそ85~90%の家賃収入が保証されることが多いようです。しかし、空室の多い場合、管理会社として大きな損失となります。マンションに入居者がひとりもいない状態であっても、サブリース契約によって管理会社は賃料を支払わなければいけないからです。その場合管理会社との契約が大きくか変更されることもあるでしょう。また契約時と比較し、管理会社の状況が変わる場合もあります。リスクについても考慮することが大切です。サブリース契約の性質から「家賃保証」と「サブリース」を混同する場合も多い傾向があります。

家賃保証

家賃保証は、保証会社が入居者の保証人となり、賃料の滞納があった場合、立て替えを行うサービスです。サブリースとは異なる、関係のないサービスとなるので両者の違いについて把握する必要があります。

また同様に混同されやすいものには滞納保証サービスがあります。

滞納保証サービス

滞納保証サービスは借主が管理会社に管理料を追加で支払うことで、家賃を滞納した場合の保証をしてもらうサービスです。

そのほか、サブリースの契約を行う際には、メンテナンスの際の裁量や解約条件等不都合な条件がないか確認する必要があります。

賃貸経営は、高額な投資が必要な事業だけにオーナーとしてきちんと勉強していくことが大切です。また信頼できるパートナー選びは賃貸経営成功のポイントとなりますので、是非リビンマッチを活用し、複数の業者の情報を収集することをお勧めします。

今回はサブリースと一括借上げについてお伝えしました。

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